花粉症について具体的な症状を訴える人が増え、花粉症の季節になると対策をとるための情報や薬の宣伝などを見たり聞いたりするようになったのは最近のことですが、花粉症という言葉はまだなかった時代から既に花粉症の症状はあったという説があります。

花粉症だと思われる一番古い記述は、紀元前500年に風土病について書かれたものがあり、季節と風の変化に合わせて体調が変わると書かれていることから、これは現在でいう花粉症であったのではないかといわれています。
紀元前の間では、他にもローマ帝国や中国でも花粉症らしい症状が報告された書物が発見されているそうです。
紀元後になると少しずつではありますが、花粉症の予防や対策をするためにはどのようなことをすれば良いかということが研究されて記録されていっているのだそうです。
原因が花粉であるとはっきりと記述されている記録は1800年代のイギリスで見つかっています。
花粉が原因で目や鼻などに異常を起こす人が多くなってきたため、初めて花粉症という病名で呼ばれることとなったのですが、花粉症がアレルギーであると判断されるのは、20世紀に入るまで待たなければなりませんでした。
日本でも1960年になってやっと花粉が原因となる症状があることが発見されましたが、戦後は花粉ではアレルゲンにはならないという説があったため、花粉症の研究は他の国々に比べると大幅に遅れることとなりました。
ですが、日本の戦後20年間といえば、スギが大量に植林された時代で、実際に1970年に入ってからはそのスギの花粉が飛ぶ量が多くなり始め、特に大量にスギ花粉が飛んだ年には一気に大量の花粉症の患者が増えることとなりました。
現在も日本での花粉症といえば、スギの花粉が原因となる花粉症が圧倒的に多く、次いでスギの1ヶ月ほど後に飛ぶヒノキが原因の花粉症が多いのだそうです。
日本で正式に花粉症が発見されたのは1960年ですが、それよりも以前の戦前に花粉症を発見していた医師もいたのではないかといわれています。
花粉症対策Naviは、花粉症対策について解説しています。。
実は花粉症になる原因については、解明されていない部分が多いのが現実なのだそうです。