
日本は南北に細長い形をしていますが、そのため地域によって同じ花粉症と呼ばれる症状であっても、花粉症の原因となる植物には違いがあり、花粉が飛ぶ時期も違っています。
花粉は種類を変えながら1年間いろいろなものが飛んでいますので、花粉が少ないものや花粉が飛ぶ時期が短いものを含めると、50種類以上の種類が確認されているのだそうです。
花粉の種類を知ることによって、花粉症の対策をとることができ、飛び始める前に予防することも可能になります。
たくさんの種類がある花粉の中でも圧倒的に多く飛び、花粉症の代表といえるのはスギです。
スギの花粉による患者は、花粉症を訴える患者のうち、8割になるのだそうです。
スギと同じ針葉樹の仲間であるヒノキの花粉による花粉症患者もスギに次いで多いといわれています。
地域よって、それぞれの花粉が飛散する時期は違っていますが、スギの花粉が飛んだ後にヒノキの花粉が飛ぶという順序であるところが多いです。
そのヒノキの花粉の後に飛び始めるのは、イネ科のカモガヤやオオアワガエリです。
特にカモガヤはどこの道端にでも生えている雑草ですので、カモガヤの花粉を原因とした花粉症も広がりつつあります。
スギやヒノキなどの花粉がたくさん飛んでいる時期は、まだ少し肌寒い時期でもあり、マスクや帽子などでしっかりと花粉をガードできるのですが、カモガヤはかなり気温が高くなりだす頃に飛び始めるので、マスクや帽子などで花粉をガードすることが手薄となっていることがあります。
秋の季節に比較的多いのは、キク科のブタクサやヨモギなどです。
ブタクサは日本では戦後アメリカから入ってきた植物なので、アメリカにはこのブタクサの花粉症患者が多いのだそうです。
これらのスギとイネ科の植物、ブタクサの3種類は世界でも三大花粉症と呼ばれている代表的な花粉の種類となります。
花粉の種類によって、花粉症の症状に違いがあるので、花粉症の症状が出る時期によって、どの花粉が原因なのかということはある程度特定することができます。
1種類の花粉に悩まされる人もいれば、複数の花粉によって症状があり、長く花粉症の症状が見られるという人もいます。
花粉症対策Naviは、花粉症対策について解説しています。。
花粉症の代表的な症状は、くしゃみや鼻水が出たり、鼻が詰まったり、喉が痛くなったりするといったものなので、風邪の症状とよく似ています。